COLUMN

~宮地陽子のGO FOR 2024~海外日本代表候補選手奮闘記
須藤タイレル拓『すべては自分次第、日本代表でプレーする自信はあります』

「あれは、タクにとってカミングアウト・パーティー(お披露目会)のような試合だった」


 セントトーマスモア(アメリカのコネチカット州にあるプレップスクール)のヘッドコーチ、ジェリ・クインは、2021年12月5日のブリュースターアカデミーとの試合のことを、そう表現した。


クインHCが「タク」と呼ぶのは、須藤タイレル拓(アメリカでの登録名はタク・ヤングブラッド)。横浜の清風高校出身で、スラムダンク奨学金13期生として2020年秋からセントトーマスモアに留学。通常は1年の留学期間なのだが、昨季はコロナ禍で活動が限られたこともあり、1年延長して2シーズンをセントトーマスモアで過ごした。

 その須藤が、2シーズン目が始まって間もなくの去年12月のブリュースター戦で36得点の大活躍を見せた。ブリュースターアカデミーといえば、全米でもトップレベルの強豪校。そのチームを相手に、須藤はドライブインからのレイアップや、味方からパスを受けてのアリーウープダンクなどで自由自在に得点し、チームを89対80の勝利に導いた。試合後に須藤のプレー動画がSNSなどで広まると、たちまち、バスケファンだけでなくNCAAコーチたちにも存在が知れ渡り、注目されるようになった。


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