COLUMN

~宮地陽子のGO FOR 2020~海外日本代表候補選手奮闘記
渡邊雄太「努力すれば確実に成長できる」

 今年のNBAサマーリーグは、日本人選手が4人出場するという、かつてない歴史的な夏となった。過去にNBAサマーリーグに出場した日本人選手は、田臥勇太(2003, 2004, 2006, 2008)、川村卓也(2009)、竹内公輔(2010)、富樫勇樹(2014)、渡邊雄太(2018)の5人のみ。複数の日本人選手が同じ年に出場したことすらなかったのだが、それが、今年は渡邊、八村塁、比江島慎、馬場雄大と4人もの日本代表選手たちがNBAサマーリーグに参戦したのだ。

 4人の中で唯一、NBAサマーリーグの経験があったのが渡邊雄太だった。そこで、初参加の3人へのアドバイスを聞くと、渡邊は「塁(八村)に関しては心配していないですけれど」と苦笑しながら、他の2人にこんなアドバイスを送った。

「あまり経験がないことだと思うので、多少不安もあると思うんですけれど、とにかく楽しんでもらえれば。まわりの人からは(NBAチームとの契約に対する期待など)色々な声が出ると思うんですけれど、あまりそういうのは気にせずに、自分のプレーに集中してもらいたいなと思っています」


 渡邊自身はというと、2回目のサマーリーグということもあってか、プレーだけでなく、試合前後の言動からも余裕が感じられた。思えば、去年はブルックリン・ネッツからサマーリーグに出場したものの、契約していたわけではなく、まだNBAに爪の先がひっかかっただけの状態だった。

 それと比べると、今年はメンフィス・グリズリーズのツーウェイ契約選手という立場での参戦。本契約ではないとはいえ、所属チームが決まっているのは大きい。余裕が感じられるのも当然かと思っていたら、渡邊からは意外な言葉が飛び出した。
「去年より今年のほうが、プレッシャーがかかっている」というのだ。

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